
だいぶボリュームあります。ケツの方ではなく。
ケーススタディ:なぜ英語のボイスは日本語や韓国語に劣るのか?
※誤解のないように:この投稿はただの批判じゃなくて、ちゃんとした分析を通して、開発側に問題を認識してもらえたらと思って書いてます。ちなみに、自分は実際に日本のスタジオで英語ローカライズの仕事をしてたこともあって、翻訳も結構やってます。
ずっと前から英語ボイスに違和感があったんだけど、何が引っかかってるのかはっきり分からなかった。でも、キャラの性格に関係なく、どれも同じように聞こえるなって思ってた。で、EN・JP・KRのリトルマーメイドを聞き比べて、ようやく理由が分かった。
結論から言うと、一番の問題はスクリプト(台本)とボイスディレクション(演技指導)。これを証明するために、動画の中の一つのセリフを例に挙げるね。
英語版:「I should keep talking. Or else, I might forget how to speak!」
日本語版:「あ、喋らなきゃ。じゃないと喋り方、忘れちゃう!」
この短いセリフ一つ取っても、いろいろ問題がある。
まずはトーンの違い。
日本語の「あ、喋らなきゃ」ってのは、キャラが自分で「ハッ」と気づいて喋り始める感じ。「あ、」っていうのがその”気づき”を表してて、自然なんだよね。でも英語版ではそれが完全に抜け落ちてるし、最初の「I should keep talking」は妙に軽い感じの宣言っぽくなってる。
その後の「Or else, I might forget how to speak!」は急に必死な感じになるから、トーンが繋がってない。
次にスクリプトの作り方自体が不自然。
独り言って、普段そんなにちゃんとした文で喋らないじゃん?でも英語版はやたら文法的にきれいな文章ばっかり。
JPもKRももっと「話し言葉」っぽくて、言葉を省略したりしてるんだよね(自分の韓国語力はそこまでじゃないけど、KRでは「I」に当たる言葉が省略されてるのは分かった)。
英語版だけがずっと書き言葉っぽい喋り方してる。しかも、「should」とか「might」みたいな曖昧な言い回しが多くて、トーンも弱く感じる。
もしこれを日本語のニュアンスで英語にするなら、
「(Oh,) need to keep talking. Or I’ll forget how to speak!」
みたいな感じが近い。
最後にボイスディレクションの問題。
たとえ台本が良くても、演技指導が悪ければ意味ない。このセリフは自己確認のためにボソッとつぶやいてる感じなんだから、1文目の「talking」のところの語尾は下がるんじゃなくて、ちょっと上げるべき。
それに英語版のボイス全体に言えるけど、一つ一つの単語を丁寧に発音しすぎてて、全部バラバラに聞こえる。これもすごく不自然。
声優さんたち個人の実力については何も言えないけど、少なくとも台本とディレクションさえ良くなれば、全然違って聞こえるはずだよ。
俺もボイスディレクションに関しては完全に同意。
英語版の声優って、妙に棒読みっぽかったり、逆にテンション高すぎたりすること多くて、すごい違和感あるんだよね。
音に敏感なタイプだから、そういうズレが気になって仕方ない。
英語で自然に聞こえるキャラってほんとに少ない気がする。
わかる。英語の吹き替えって全体的に「オーバー演技」っぽくて聞くのがつらい。
リトルマーメイドの英語版は特に分かりやすい例だと思う。
セリフの意味とか感情の出し方がどうこうっていうよりも、英語話者として聞いてて自然に聞こえないのが問題。
たとえば「I should keep talking」って言い出す時、最初がめっちゃ高い声で、そこから毎単語ごとに音が下がっていく…そんな喋り方する人いないって。
「I」の後で不自然な間を取ってるのもそうだし、「speak」のイントネーションが上がってから急に下がるのも意味不明。
とにかく、どの単語を強調するかとか、喋りの流れに全然ルールがないって感じで、違和感すごい。
それほんと分かる。
英語吹き替えって、オーバー演技感が強すぎて聞いてられないってことが多い。
でも逆に、英語吹き替えって感情が足りない!ってのがよくある一番の不満点って話もよく聞くんだよね。
面白いよね、全然逆のことが言われてるって。
イングリッドとモランとか、めっちゃ分かりやすいよね。
完璧な時もあるけど、たまに「寝起き?」とか「風邪ひいてる?」みたいに聞こえる時ある。
メインキャストとヘレティック組は毎回安定してるから安心だけど。
シンデレラの声に文句言ってる人も見るけど、俺は全然アリだと思うな。
ライブ配信でシンデレラの英語ボイス聞いたけど、正直ピンとこなかった。
短いセリフだったけど、儚くて傷つきやすいお姫様感が出てなかったと思う。
日本語ボイスはマジで完璧。
英語だと落ち着いてて威厳ある感じに聞こえる。
周年イベントの演技が参考になると思うよ。あの時の演技はめちゃくちゃ良かったし。
アナキオールが仲間を無力化してく時に見せた表情と演技はバッチリだった。
シンデレラの声優ってミニーマウスの声もやってる人なんだよね。すごい実力派。
でもやっぱりディレクションの問題だと思う。
個人的には英語ボイスも楽しめてるけど、改善の余地はあるって感じ。
そこはちょっと主観も入ってると思う。みんなそれぞれのシンデレラ像があるからね。
「韓国語=開発側が想定した方向性」って話もあるけど、あれっていつも正しいとは限らないし。
実際、韓国語版は英語と近い落ち着いた声だよ。
「悠木碧」みたいな可愛い系の声優が理想だったかもしれないけど、そういう雰囲気を出せるKRやENの声優ってなかなかいないよね。
でも日本語版のシンデレラも好き。無邪気で可愛い部分がちゃんと表現されてるから。
逆に俺は、ENとKRのちょっと大人っぽくて堂々とした声の方がしっくりくるな。
伝説級でセクシーなニケなんだから、それくらいの貫禄はあってほしい。
日本語版は逆に子供っぽすぎて、強キャラに聞こえない。声だけ聞いたら「ロリ系キャラかな?」って思うレベル。
ディレクションの違和感はマジである。
キャラによってめっちゃハマってる時もあるけど、日本語版とか韓国語版と比べると、全然雰囲気違って聞こえるキャラも多い。
セイレーンの英語版声優は実際好きなんだけど、正直言ってスクリプトと演出はやっぱり日本語・韓国語の方が上って言われると納得しちゃう。
自分はその2言語は話せないから細かいとこは分かんないけど、言われたことにはすごく説得力あったよ。
俺がNIKKEにハマった理由の一つが英語のボイスアクトだったから、ちゃんと努力してる声優たちには感謝してるよ。
正直、なんでそこまで叩かれてるのかわかんない。普通に良い演技してるじゃん。
1対1の翻訳が欲しいって人がいるのはわかるけど、ローカライズって大事だよ。
マジそれ。俺はダークミレニアムの頃からのアニメオタクだけど、もうね、典型的な「キンキン声の日本人女の子声優」がギャンギャンしゃべるの、正直キツくなってきた。
しかも字幕読まなきゃいけないのもしんどい。
英語吹き替えならちゃんと「聴ける」し、ありがたいんだよ。

「ダークミレニアム(Dark Millennium)」とは、2000年あたり(=ミレニアム=新世紀)の頃にアニメファンになった時代のこと。
アニメの吹き替え(特に英語)がまだ発展途上だった、画質や作画が今ほど整っていなかった、一部のファンの振る舞いやネット文化がカオスだった、などのネガティブやカオスな思い出を自虐として「ダークミレニアム」と呼んでいる。
同意。英語吹き替えはこの20年でめっちゃ進化してるのに、いまだにゼルダのCD-i時代から進歩してないみたいな扱いされてんの、正直キツい。
頑張って演技してる声優さんたちに対して失礼だと思うわ。
君の言ってること、すごくよく分かる。
でも俺的には、例えば沢城みゆきとか井上麻里奈みたいな日本の声優(適当に好きな声優挙げてるだけだけど)、ああいう人たちの演技はやっぱり最高なんだよね。
でも何年もアニメオタクやってきて、英語吹き替えを支持する一番の理由は、字幕読むのが嫌だから。それだけ。
多少英語吹き替えが微妙でも、字幕読まされるよりはマシ。
あと、英語ならキャラのセリフが直接理解できるから、没入感も上がるんだよね。
英語の声優ってバラつきはあるけど、良い演技をしてる人たちへの評価が少ないのは正直もったいないよね。
今のキャンペーンの主要キャラだけでも、アニス、シュエン、ベヒモス、イングリッド、マクスウェル、ドレイク、ドロシーとか、みんなめちゃくちゃいい演技してるよ。
ベヒモスの声優はオーバースペックのミハラもやってるらしくて、それも高評価ポイント。
正直、英語声優の大半は実はかなりいい演技してると思うんだけどな。みんなあんまり認めたがらないだけで。
でも変なディレクションのせいで損してるっていうのはあると思う。
RedAshの時のレッドフードみたいに自信なさそうに聞こえることもあるし、ヴァイパーみたいに声優が変わってイメージと合わなくなったって例もある。
声優自体が悪いんじゃなくて、演じさせ方が悪いパターンね。
結局、英語版の「棒読みっぽさ」って、ディレクターの問題がデカいんだと思う。
あとは、JP版に慣れすぎてるのもあるかもね。
自分はJPでプレイしてるけど、ENシュエンはマジで神。異論は認めん。
ENシュエンはほんとに良い。
でもCEO勢の中だと、ENマスタングはちょっと勢いが足りないかな。
他の言語だと魂から叫んでる感じあるのに、ENはそれがないのが残念。
まあ、DIOに勝てる声優なんてそうそういないし、「エンターテイメント!」はEN/JP/KRの中でもダントツで最高だった。
マスタングに関しては同意。
JPのDIOボイスが強すぎて、他と比べるのがそもそもフェアじゃないよね。
アイスドラゴン編の「エンターテイメント!」は本当に衝撃だった。 エマの演技もヤバかったけど、あの3〜5秒の長〜い「エンターテイメント」は不意打ちで笑った。
引用元: 【https://www.reddit.com/r/NikkeMobile/】

翻訳に加えて吹替のイントネーションをきっちり伝えるのは難しそう
あと日本の声優さんたちが上手すぎるってのはある
コメント
悠木碧とか子安とか、普通に向こうでも認知されてるんだ
日本の声優ってすごいんだな
日本は俳優より声優の方が認知されてる。出荷量が違うもの
koyasu っていつからいるんだ…?旧のエヴァの時点でもういて草。てか本人の写真で草
みたいな会話を海外でもしてるのかな
ZAZELの件はもう許してやれよ
シンクロlv高そうw
元ネタの文章長くない?
英語版のクオリティは知らないけど、母国語の演技は1番気になるよな。普段聞いてる言葉なわけだから
昔アニスの聴き比べがバズってたけど、あれはどれも面白かったね
てかENの吹き替えあること知らなかったわ。海外のニケ動画たまに見るけど字幕がENで吹き替えがJPだったからそういうものかと。
ラピがいきなり英語喋るバグは笑った
ラピ「指揮官。」
ラピ「I love you.」
日本のアニメ的記号を抑えた演技というのも好みだからなあ。
宮崎駿が嫌ってるのは有名だけど。
(あれに関しては萌声しか出せない声優とニーズに応じてそういう演技もこなしている声優の区別がつかない、また適切な演技指導ができないジブリ側の問題だと思うけど。)
庵野みたいな抑揚も生気も無い声を採用するぐらいだから指導じゃどうにもならないと思うぞ
そもそも観客があれを求めてないしあれは巨匠だけに許された単なるわがまま
昔からだけど、プロ声優使ってたら、もっと良くなってたと思うよ
話題になり続けられたかはわからんがね
日本人女性の声は平均的に欧米女性より高い、という話は聞いたことがあるから抑揚や慣れの問題かな
これ単純に台本とディレクションだけの問題じゃないでしょ
売り上げの期待値からくる言語ごとのローカライズコストまで含めて考えないとダメじゃね?
日本市場なんてめちゃくちゃ意識されてて、おかげでキャストも超豪華じゃん
母国語と主要市場以外か疎かにされてるってだけの話だと思うがなぁ
アニメもそうだけど金かければどうにかなるってものでも無い
俳優の質で言ったらハリウッドがあるアメリカには敵わないけど
声優の質なら日本の方がバリエーション豊かだからね
むしろキャスティングとディレクションにお金かけられた事も人気が出た一因だと思うよ
専業声優の歴史の長さが違うから技術面でも差は大きくなるのは仕方ない
東アジア圏は昔から日本の二次元文化の浸透があるから欧米よりかは日本に近いし
日本版の声優は大御所ばかり演技上手い人ばかりで豪華だからな
無駄遣いやろって感じるぐらい
ここ比べちゃ可哀想な気もする
海外のプロの声優が日本のレベルの高さを評価してるし、そもそも俺みたいな英語わからん素人が聞いてもゲームの吹き替えはたまに酷い人紛れてるから言ってる事は正しいんだと思うよ
どの声がいいかは好き好きや各国での風潮もあるけど、かなりしっかり分析してる人もいるんだなぁ。
このへんはそれぞれの言語のディレクション担当で認識に共通、差異ある出るのもあるんだろうか
シュエンはどの国verでもクソガキ感マシマシで凄い
同じような事はちょっと前にこれ観た時にも感じた。
メメントモリのイリヤの『燐光』の英語版
https://www.youtube.com/watch?v=bPjkzPC7OnA&list=PLTu15jUosRcr3OJ2Gb0bv4KK_ZpdDPSyX&index=62
英語版の歌唱力が低いとは思わないけど、日本語版にあった何かが欠損しているように感じた。
感覚的な話になってしまうけど、たぶん、日本の漫画アニメゲームの文脈においてリリシズム(抒情性)というものが小女性・少女愛と分かちがたく融合してしまっていて。
作品の根底にあるそれら、ガラパゴス的進化を遂げた情緒感が海外には伝わらないのじゃないかな。
そこを伝わるようにしようとすると、ここの元の人が言ってるように言葉が固くなる。
日本語なら「あ、」の一声でその女の子の性格まで伝わるそれを台本や演技指導でカバーしようとするとなかなか大変そう。
>>日本語なら「あ、」の一声でその女の子の性格まで伝わるそれを台本や演技指導でカバーしようとするとなかなか大変そう。
ここ、数年前に羽佐間 道夫さん(ランボー役とかの)が言ってたこと思い出したわ。
演じるキャラに対する理解度とか場面とかが重要になるから、本人の経験値頼りになる部分でもあるよね
英語圏でも声の多彩さは日本には劣るとはいえ多彩ではあるのでディレクションと台本のせいで無駄にしてる感は感じる
英語圏の標準的な演出となるとそういうカンジになるのでしょう
日本とかのアニメゲームを字幕で見てるやってるちしかんは耳がそっちで慣れてるから
不満が大きいのだと思うが…
海外映画の日本語吹き替えだって英語音声とは喋り演出が違ってたりするという
同じ問題があるけどね
ただ日本の声優ファンが多いせいじゃないかな
海外だと声優という職がないからだろ、日本だって俳優とかが声優やるとあんま上手くないしな
言語の問題もあるんじゃないかな、英語ってオノマトペが少ないから台本作る側も声優も状況を表現するのに苦労してそう
blabla linkで手軽に聞き比べ出来るんだよね
何人かのキャラ聞いた感じではやっぱり英語版は全体的にあまり上手くない(韓国語は全く分からないんだけどそれでも下手じゃないのは分かる)
別にニケに限った話じゃなくてアニメ全般に言える話だけど
実写映画では吹き替え版だけでなく日本語字幕版も一般的なのにアニメだと字幕版はあまり目にしないのもそれが理由の一つだと思う
まあこの辺も文化の違いなんだろうな、漫画もアメリカに比べたら日本はめちゃくちゃ洗練されてるし
NIKKEは特に日本語声優キャスティングが日本人オタクから見ても素晴らしいからな
周年系フルボイスイベントなんかは特に演技力高い面子を集めてる感じがあって物語への没入感が高まっている
「ちしかん」のとこは他言語だとどうなってるんだろう
カマンダーですね
Commander+cum(射精/精液)でCummanderって言われてます👮
その通り過ぎる…
考えうる限り最高最悪な表現で🌱
海外のストリーマーも吹き替えの声優が不満だから日本語音声英語字幕で見てる人多いし、オタクしかアニメ見てなかった時代から今までの業界の蓄積が今世界に知れ渡るようになっただけ
海外は一昔前までアニメは子供が見る物って認識だったし
ソシャゲとかの平面から盛ったアニメ系演技だと日本の声優さんも凄いと思うけど、アクションゲームや海外アニメの吹き替えとかだと、外国音声の方が圧倒的に上手いんだよな。明らかに身体の動きが声に乗ってる。俳優出身が多いんだろうな
わりと日本のシンデレラは違和感あるんだが
許容範囲なだけで
グレイブの演技が好きだな
海外は少年キャラや童顔のキャラの声はいつも違和感あるんだよな
成人男性が普通の声であててるパターンが多い
背が小さいキャラ=幼い声(または幼さが残る声)って概念が無いらしい